てんまんアラカルト 3巻
僕的料理漫画大賞2013(1位から56位まで)というエントリでは27位とした「てんまんアラカルト」の3巻がでました。そのときにはこう書いたのです。
ただちょっと、お話の構成というか、料理シーンの描写に荒削りなところがあって、次の話になると今までのお話とのつながりがわかりづらかったりしたりするのが少しだけマイナスポイントでした。ポテンシャルはまだまだ高いものを感じるので、3巻に超期待しています。
というわけで期待していた3巻が出たのですが、これが面白かった!
今まで謎だった師匠の渋谷さんの過去のお話とかが出てきて行状や人格に問題があったところが明らかになってきたりとか、ラスボスっぽい人が出てきたりとか、さんざん伏線だけは張られていた天満ちゃんの才能の発露とか。ようやく全てのパーツが出そろった感じです。3巻までが序章だったのですね。
主人公の蒼司くんも同級生にしてライバルの朝倉くんとお店をやる決意を固めましたし。ここからさらに本格的にお話が進んでいくのでしょう。続きが楽しみです。
2013年3月15日発売
- 作者: 小林有吾
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/03/15
- メディア: コミック
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ちなみに1巻はこんな感じです。
完全予約制のレストランを営む天才料理人渋谷に憧れ、認められて、料理学校まで入学して料理の研鑽を積む主人公の七瀬蒼司くん。だけど師匠とあがめているのは渋谷さんだけ! というわけで、あまり授業を聞きません。そんな時、師匠とあがめていた渋谷さんが失踪していることがわかり……渋谷さんが帰ってくるまでこの店は俺が守る! と、常連さんの要望に応えるお話です。
- 作者: 小林有吾
- 出版社/メーカー: 講談社
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