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料理漫画を研究してます

料理漫画研究家としてのあれこれをここに書いていこうかと思います。 お仕事のご依頼はkei.sugimuraあっとgmail.comまで!

あと10時間のセール! ニコニコカドカワフェア2015の中の料理漫画を紹介します

きんどるどうでしょうさんで、こんな記事を書かせていただきました。kindou.info
ニコニコカドカワフェアで50%引きになっているKindle本の中で、料理漫画を紹介しようという企画です。
記事中で紹介したのはこちらの5作品。詳しい説明はきんどるどうでしょうさんでどうぞ!

記事を書くためにざーっとニコニコカドカワフェアを見て料理漫画をピックアップしていたので、きんどうさんで紹介しきれなかった分をこちらで紹介します。セール終了まであと10時間もないので、本当に軽く紹介です。一部、過去のブログで書いたものを再掲しているのもあるので、アレこの文章読んだことがあるかも、と思っても気にしないでください。

高杉さん家のおべんとう
お弁当をテーマにしたハートフルコメディがついに完結です!
僕はこの作品が好きで好きで、このブログでも何回もとりあげているので今更ですが完結記念ということで。
オフィシャルファンブックである、メモリアルもKindle化されています(Kindle化ちょっと遅れていました)


●女子会QUEST
ファンタジー世界が舞台の作品。ジョセフ王の護衛官として、サミット(主要国首脳会議)にも護衛として同行した主人公クロエ。会議中は控え室で待機します。そこで出会った各国の護衛官は、みんな女でした。女子が集まったら、そう、女子会です。かくして、月一回のサミットのたびに、クロエ達は女子会を開きあれこれを赤裸々に話していくのでした。

という作品です。女子会だけに毎回お菓子が出てきます。まあ、厳密には料理漫画ではないのですが、面白いので!


●あやかし和菓子屋本舗
じいちゃんから和菓子屋を受け継いだ若竹忠国。実は受け継いだのはそれだけではなく、見鬼の才も受け継いでいたのだった。というわけで、じいちゃんゆかりの妖怪達が次々と来店して難題をふっかけてきます。忠国はネコのキューちゃんと一緒にそれを解決していきます。もちろんキューちゃんも普通のネコではなく、人型になって和菓子作りのアドバイスをしてくれます。
ちょっと面白いのは、妖怪から御礼でもらうアイテムが、次の難題の解決方法につながっていたりすること。一話ずつ完結するオムニバス形式でありながら、話がつながっているので、登場する妖怪もどんどん増えていきます。


●寺カフェ日和
すみません。これはチェックから漏れていてまだ読んでいません。両親と死に別れたことから、お寺の養子になった主人公が、坊主にならないために寺でカフェをやる物語のようです。今から読みます。


ログ・ホライズン にゃん太班長・幸せのレシピ
ログ・ホライズンの外伝シリーズのひとつ。登場人物随一の癒やし系(?)にゃん太班長が主人公の漫画です。特技である料理がもりもり出てきますね。3巻まで出ていますが、セール対象は2巻までのようです。

彼女たちのメシがマズい100の理由
同名のライトノベルの漫画化。両親が海外に行ってしまった主人公のために、幼なじみの彼女が料理を作ってくれます。ところが、それがもう料理とは思えないマズさだったのです。という作品。その後もいろいろな女の子が出てきたりするのですが、基本的に料理がおいしそうではありません。というラブコメですね。
とりあえず紹介文に書いてある「ホットサンドに苦みが欲しいからバファリン入れるなっ!!」というのが全てでしょう。半分は優しさ……


●コーヒーもう一杯
コーヒーをテーマにした連作集です。コーヒーにまつわる悲喜こもごもということで、恋愛話とか、ときにはブラックジョークなどが展開し、その中でコーヒーが重要な役割を担っています。最近出た、シリーズ小さな喫茶店「一杯の珈琲から」もおすすめです。


●三鬼本家の食卓
主人公の高洲礼次郎は、通っていた小料理屋「みきもと」の女主人、智子にプロポーズします。でも、一回り年上の智子さんには、3人の息子がいたのでした。というところから始まるストーリー。こう書くとちょっとハートフルなものを想像してしまいますが、3人の息子が、まあ、それぞれ問題を抱えているわけです。高洲(実は一流企業を継いだ御曹司)がお金の力ではなく、真摯な気持ちでそれらを解決に導きつつ、智子さんの料理が家族の絆となるという、読み応えたっぷりの王道ストーリーです。おすすめです。


●ごはんしよ!
主人公のナツミは両親の離婚で、山奥の小学校の寮に入ることに。都会育ちのナツミにとって、山奥の田舎は慣れなくて大変。そこを、寮で出てくるおいしい料理で解きほぐしていく、というお話です。料理もおいしそうだし、お話も面白いのですが、ちょっとナツミが田舎に順応するのが早すぎてしまったかもしれません。2巻で完結になってしまいました。残念です。
あ、そうそう。寮監の人は、個人的にはどう見てもタイガー&バニーのおじさんに見えるんですが、気のせいでしょうか……


●ホクサイと飯
ホクサイと飯もセール対象に!
主人公の山田ブンは漫画家です。容赦なくやってくる〆切に対抗するにはどうしたらいいか。そうだ、朝ご飯を作ろう(逃避)。というわけで、〆切があったり編集さんと戦ったりするとご飯をしっかり作って食べるのです。しかもこれが割と全力なのです。〆切間際にこんなに手間暇掛けていいの?! と言うぐらい毎回本気で料理しているのですね。
ホクサイは彼女の持っているぬいぐるみで、ツッコミ役です。これがまたいい味を出しているのです。

この漫画の一番素晴らしい点は、何と言っても料理というのは手間暇掛けてしっかりと作れば美味しくなるということでしょうか。そして、美味しいものを美味しく食べれば元気が出てくるという、ごくごく当たり前のことを教えてくれます。
ヤングマガジンサードでの続編も出ています。ブンの学生時代のお話ですね。関係ないのですが、舞台が北千住なので、元北千住の住人としてはその辺も見逃せません。


●漫画・うんちく居酒屋
居酒屋で席につき、高らかに「とりあえずビール!」と注文。するとそこにかかる声が

「……知っているか? 広島弁で『とりあえず』を『たちまち』というーー
 つまり広島ではこういうのだよ。『たちまちビール』……と!」

彼こそは雲竹雄三(うんちくゆうぞう)。夏だろうがなんだろうがトレンチコートに身を包み、酒に関するうんちくを言いたいだけ言って去って行く。最終的には都市伝説「居酒屋うんちく男」になっていました。ちなみに既婚。奥さんとは別居中。
全部で18話で構成されていて、それぞれの話の終わりには作中の知識を再確認するクイズが3〜4問出題されるというお話です。


●五百蔵酒店物語
お酒が飲めないのに家業の酒屋を継がなければならなくなった主人公の五百蔵慶。お見合いで一目惚れした穂波と共に、酒屋を日本酒専門店にして立て直そうとするお話です。ちょっと、純米に寄りすぎている感はありますね。単行本は2巻までしか出ていないようなのですが、3巻分はコンビニコミックスで読めます。


●ラーメン王子
主人公の成宮禎王は広告会社勤務のサラリーマン。実は遭難事故に遭い、無人島で10年間暮らしていた間にラーメン大事典を読み続けていたせいで、めちゃめちゃラーメンフリークになったという過去があります。そう、知識はあるけれども食べたことはない、というわけですね。

そんな禎王が実在のラーメン店を食べ歩いたりするのがこのラーメン王子になります。美味しいラーメンを食べると「うまラッ!!」と叫んだり、リアクションが面白いです。もちろんラーメンについても詳しいので、ラーメン好きには参考になるでしょう。ただ、もとが2008年の本なので、現在の進化スピードの速すぎるラーメンから考えると、若干情報が古いかもしれません。

ちなみに書籍版の1巻の帯は、藤子不二雄A先生がラーメン大好き小池さんの絵を描かれていました。電子書籍版にはあの帯が無いのが残念です。