料理漫画を研究してます

料理漫画研究家としてのあれこれをここに書いていこうかと思います。 お仕事のご依頼はkei.sugimuraあっとgmail.comまで!

信長のシェフ 6巻

タイムスリップした平成の料理人「ケン」が信長の料理人になるというお話の第6巻。1月11日からドラマも放映されていますね。ドラマに合わせて書いたレビューはこちらです【PR】

信長の無理難題を料理で解決。本日開始、ドラマ「信長のシェフ」原作をチェック
http://www.excite.co.jp/News/reviewbook/20130111/E1357840313795.html

前巻では石山本願寺が立ってこれから長い信長との戦いが始まる……というところで終わりました。今回は宇佐山城で森可成のお話からですね。同じタイムスリップ信長物の信長協奏曲でもそうでしたが、森可成の最後のシーンは壮絶ですね。あ、歴史物のこういう話ってネタバレじゃないですよね?

それはさておき、今回の巻にはもう一つのクライマックスが。石山本願寺にいる謎の女料理人「ようこ」とケンが料理対決をします。しかも、天子様の御前での御前試合。どうやらケンのことを知っているっぽいようこ。そしてつぶやかれる(おそらく)ケンの本名。二人の関係はいったい……?! と、今回もとても面白かったのでした。

あとあと、僕がエキレビの記事でもいずれドラマの決め台詞になると予想している「いとうまし」を使っている人が増えていました。木下藤吉郎も言っていたし、天子様も「いとうまし」と言っているのです。これはあれですね。いとうましブームきますよ!(きません)

2013年1月16日発売

信長のシェフ 6 (芳文社コミックス)

信長のシェフ 6 (芳文社コミックス)