幸腹グラフィティ 1巻
女子中学生の町子リョウは、両親が海外へ赴任中のため、祖母を亡くして1人暮らしをすることになります。そんなとき、同い年のはとこである森野きりんが、田舎から予備校に通うために上京してきます。実は二人とも美術高校志望で、同じ美術予備校に通うからなのでした。近所に美術予備校が無いので、きりんはリョウの家から通うことになるのですね。というわけで、週末になるときりんが上京してきて一緒に美術予備校に行くという、変則的な二人暮らしがはじまります。
リョウはおばあちゃんから教わっていたので料理上手。きりんは無類の食いしん坊。こうして、リョウが料理を作り、きりんが食べるという幸腹な生活が始まるのでした。途中から同じ美術予備校に通う椎名も加わり、三人で食べまくります。受験生だけれども。ちなみになぜか、食べるときには頬が上気して目がうるみ、色っぽくなります。
という四コマ漫画が本作なのでした。ちなみに月刊誌に載っているせいか、基本的に1話……でいいのかな、四コマ漫画の場合って。その1話が1ヶ月に相当し、その中の料理のテーマがあったりします。1月はおなべ、2月はうどん、おいなりさんとかですね。ときどきオムライスとかコンビニ飯とかも入りますが、旬を意識した構成になっているのも面白いところです。面白かったので2巻も期待大なのですが、1巻の時点で中学三年生の10月までいっているので、高校編もあるのかな? というところだけ心配だったりします。
2013年1月26日発売
- 作者: 川井マコト
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2013/01/26
- メディア: コミック
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