料理漫画を研究してます

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わさんぼん 3巻

和菓子職人四コマ漫画の3巻。そういえばこのシリーズ、買っていたのに僕的料理漫画大賞の記事から外れていました。2巻が2012年1月発売だったので対象内だったのですね。すみません。

主人公の「草もち」こと「望月草太」は幼い頃に食べた葬式饅頭のあまりの美味しさに和菓子の道を志し、製菓学校を卒業して亰都(という作中での表記なのです)の和菓子屋「桜屋」で見習い職人として働き始めます。そこは幼い頃のあの饅頭を作ったお店だったのでした。桜屋の娘「桜葉牡丹」に一目惚れをした草もちは、脳と口が直結していることからトラブルをおこしつつも、全力で牡丹ちゃんに好きアピールをしつつ今日も和菓子職人を目指して頑張る(でもまだ雑用しかさせてもらえない)のでした……という感じです。

四コマ漫画作品は料理漫画成分が結構少ない(どうしても料理とかレシピの説明がしづらいから)のですが、わさんぼんは結構和菓子がたくさん出てくるし、お店の話とか職人のお話が結構出てくるのでオススメ度は高いです。

今回の巻は草もちの製菓学校時代の同期、柏木さん(表紙の女の子)が中心になっていますね。草もちが好きで関東の実家のお店で修行するのではなく、亰都を選んだ彼女。でも、草もちには好きな人がいるし、自分以上に和菓子に真摯な彼の姿を見て深く悩み、重大な決断を下すのです。いわゆるラブコメにふさわしく、みんな好きな人へ一方通行なんですが、かなりモテモテだった柏木さんがこのようになると今後どうなるのか大変気になりますね。

というわけで、器用なんだけれども不器用な職人達のお話はまだ続くのです。何気に巻末のおまけ漫画もオススメです。

2013年4月6日発売