新米姉妹のふたりごはん 1巻
電撃大王誌で大好評連載中の『新米姉妹のふたりごはん』の1巻が出ました!
あれです。帯を見てください。って、Amazonの画像だと帯が見えなかったりしますね。
えいっ
右下を見てみてください。
「『醬油手帖』でおなじみ杉村啓のコラムつき!」
というわけで、コラムを書かせていただいています。
電撃大王誌に掲載されたものがそのまま載っているのに加え、書き下ろしもあります。
この作品はそういう意味では関係者なのですが、そういった視点を除いてもかなり面白いです。
親同士の再婚によって急に姉妹になった二人の女子高生サチとあやり。表紙の絵で言うと、手前が姉のサチで、奥が妹のあやりですね。この二人が、料理を通じて距離を近づけていく。というお話です。
ここで出てくる料理が実にいいのですね。世界一周な海外出張中の二人の父親が世界中の食材をあれこれ送ってくるわけです。生ハムの原木とか。というわけで、表紙の生ハム原木をスライスしている絵につながるのでした。
おいしそうだけじゃなくて、料理が楽しそうな料理漫画はなかなかありません。生ハムの原木とか、自分達でソーセージをつくる(しかも皮がネギ!)とか、ラクレットチーズとか、特別感がありながらも少し頑張れば手が届く。そういう料理が多いのです。いいですね!
じゃあおまえはそこで何のコラムを書いているのかと思った人もいるでしょう。基本的にはその回に出てきた料理とかの解説コラムを書いています。編集さんからは「途中で醤油の話を盛り込んでも大丈夫です!」と言われているので、もうそれはそれは思うままに暴走していたりいなかったりします。この辺は、実際に読んでみて確認してみてください! あ、書き下ろしコラムでは、料理漫画研究家としての視点でもあれこれ書いていますよ!
というわけで料理漫画好きにも、百合漫画好きにもオススメな『新米姉妹のふたりごはん』。今すぐ買うしかないですね!
2015年12月19日発売
- 作者: 柊ゆたか
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2015/12/18
- メディア: コミック
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