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料理漫画を研究してます

料理漫画研究家としてのあれこれをここに書いていこうかと思います。 お仕事のご依頼はkei.sugimuraあっとgmail.comまで!

僕的料理漫画大賞2013(1位から56位まで)

今年もマンガ大賞の一次選考を突破したノミネート作品が出そろいましたね。
http://www.mangataisho.com

僕はこの賞が大好きでして。なので、勝手に僕的マンガ大賞企画をやってみたいと思います。もちろん僕がやるからには「料理漫画」のランク付けです。料理漫画以外はこのランキングに出てきません。

選考基準ですが、マンガ大賞要素と僕が大事だと思っている料理漫画要素を加味して独断と偏見で決めています。

・2012年中に単行本が出た作品
・単行本8巻以下の作品(これは2012年中に8巻以内としました)
・友だちに勧めたい作品

というマンガ大賞的要素に加え

・実際に自分でもやってみた(料理を作ったりお店に行ったり)
・料理がお話の中心にある

という料理漫画要素を加えて判断しています。でもまあ独断と偏見なので、これがあれより低いなんて納得いかない! とかそういう意見はそういうものだと思ってくださいということであれなんですが「この漫画が無いよ!」という情報は大歓迎です。あと、リンクは基本的に1巻のものを載せています。

ちなみにお友達のマンガ大賞的企画リンクはこちら。みんな趣味がバラバラなのがわかりますね。

http://comic.tyo.ro/2013/01/post-8.html
http://gowagowamillion.hatenablog.jp/entry/2013/01/26/015831

 

1位:高杉さん家のおべんとう 1〜6巻

1位はやっぱりこれということで。なぜならこの作品を読んで実際に岐阜まで行っちゃったりしているからです!
http://www.excite.co.jp/News/reviewmusic/20111108/E1320685190323.html
(あ、2012年も行ったのに記事書き忘れたのを思い出しました。書かないと)

物語も6巻になって久留里ちゃんが高校生になり、温巳くんがあれこれ決着がついて目が離せません。レシピ集も出て、いまノリにのっている作品だと思います。

高杉さん家のおべんとう 1 (コミックフラッパー)

高杉さん家のおべんとう 1 (コミックフラッパー)

 

2位:茶柱倶楽部 1〜3巻

老舗茶屋の娘である鈴が移動茶屋「茶柱倶楽部」をひっさげて日本中を回る日本茶漫画です。この作品がいいのですよ! 特に、鈴が最後の一滴(紅茶で言うところのゴールデンドロップ)をピッと切るシーンとか素晴らしいです。薦めた人がほとんど日本茶が飲みたくなったと言って、実際にお茶を買いに行ったりするぐらいお茶の世界に引き込まれますね。3巻の台湾編も面白かったですよ!

茶柱倶楽部 1 (芳文社コミックス)

茶柱倶楽部 1 (芳文社コミックス)

 

3位:おとりよせ王子飯田好美 1〜2巻

この作品はあれこれ美味しいものをおとりよせして楽しむ飯田君のお話だったりします。ポイントなのは作中に出てくるおとりよせは全て実在ですし、Twitterアカウントとかもあるところ。あ、この作品を読んで割とばんばんおとりよせしちゃったりしています。そういう意味でも影響度はかなりのもの。またおとりよせって家にいながらにして申し込めるから敷居低くって。

飯田くんはまた、おとりよせしたものを毎回アレンジし、美味しそうな料理に仕立て上げています。ここも料理漫画としてポイントが高い!

エキレビで1巻の解説書いたりもしたのでこちらも是非に
http://www.excite.co.jp/News/reviewbook/20111124/E1322063851301.html 

おとりよせ王子飯田好実 1 (ゼノンコミックス)

おとりよせ王子飯田好実 1 (ゼノンコミックス)

 

4位:めしばな刑事タチバナ 1〜7巻

B級グルメうんちく漫画です。このうんちく量が本当にすごい。びっくりするほど詳細にお店や商品の歴史、対抗商品の成り立ちなどがお話されるのですね。それがまた面白いのです。ちなみにエキレビに書いた解説はこちらです。

http://www.excite.co.jp/News/reviewbook/20111117/E1321460977512.html

めしばな刑事タチバナの功績は、いなばのタイカレーの缶詰を世に広く知らしめたことでしょう。実際に買って食べる人が続出です。おまえさん、やるじゃないの!

めしばな刑事タチバナ 1 (トクマコミックス)

めしばな刑事タチバナ 1 (トクマコミックス)

 

5位:ネイチャージモン 全9巻

芸能界一の食通である寺門ジモンさんが主人公の異色コミック。虫の話とかサバイバルの話とかも出てくるのですが、お肉の話がいっぱい出てくるのでノミネートというわけです。作中に出てくるお店、行きますよね。行っちゃいました。ちなみに全9巻なのですが、9巻は1月に発売されたので2012年中は8巻ということで入れました。

http://bit.ly/U8mJXs

ネイチャージモン(1) (ヤングマガジンコミックス)

ネイチャージモン(1) (ヤングマガジンコミックス)

 

6位:きのう何食べた? 1〜7巻

この作品に関しては、料理がうまければうまい人ほど実際に試してはまるというパターンな気がします。というぐらい、料理の評価が飛び抜けて高い作品ですね。いわゆる性的マイノリティのゲイカップルのお話なのですが、お話も面白いし毎回出てくる料理も美味しそうという、どこをとっても隙が無い漫画です。

きのう何食べた?(1) (モーニングKC)

きのう何食べた?(1) (モーニングKC)

 

7位:う 全4巻

前代未聞のうなぎオンリー漫画は2012年に完結しました。これを読むととにかくお腹が空いて鰻を食べに行きたくなるんです。何度、この発売日にとりあえず宇奈ととに駆け込んだことか!

http://mumu.hatenablog.com/entry/2012/12/21/170307

鰻好きな人にはたまらない作品ですね。

う(1) (モーニングKC)

う(1) (モーニングKC)

 

8位:山賊ダイアリー 1〜2巻

猟師漫画です。ジビエ漫画と言ってもいいのかもしれません。岡山の山で実際に猟をして、それをさばき、料理し、食べるのです。結構淡々と描かれていたりするのですが、それがまたリアリティがあるのですね。ちょっと憧れるけど、実際にやるところまでは一歩踏み出せないというか勇気が僕に足りませんでした。でも、ほんとにちょっとだけ憧れているんです。

山賊ダイアリー(1) (イブニングKC)

山賊ダイアリー(1) (イブニングKC)

 

9位:信長のシェフ 1〜6巻

ドラマも絶賛放映中の信長のシェフ。平成の料理人ケンが目を覚ますとそこは戦国時代。そして、信長のシェフとなり料理を振るうのでした。

というお話です。いやー、いよいよドラマには早くから出ていた物の原作だと謎だった女性も登場してますます目が離せませんねー。よかったらこちらの解説も読んでください。
http://www.excite.co.jp/News/reviewbook/20130111/E1357840313795.html

いとうまし。

信長のシェフ 1 (芳文社コミックス)

信長のシェフ 1 (芳文社コミックス)

 

10位:ヘルズキッチン 1〜8巻

地獄からきた悪食伯爵ドグマが最高の料理人の魂を食べるために何もしらない少年悟を一流の料理人に仕立て上げるべくあれこれ課すという漫画です。というか、料理漫画版魔人探偵脳噛ネウロと言った方がわかる人にはわかるかも。

7巻8巻の五感料理対決編がとても面白いのですね。最新料理科学のお話とか盛りだくさんです。こういう話大好き! というわけで続き早くでないかな。

ヘルズキッチン(1) (ライバルコミックス)

ヘルズキッチン(1) (ライバルコミックス)

 

11位:最後のレストラン 1〜2巻

偉人達が現代のレストランにタイムスリップ。しかも、処刑されたり殺されたり、死ぬ寸前です。偉人達が最後に望む料理とは……?

http://www.excite.co.jp/News/reviewbook/20120215/E1329270412379.html

コンシェルジュコンシェルジュラチナム藤栄道彦先生の作品。なんというんでしょう、コンシェルジュにも見られた藤栄節が大炸裂です。おすすめ度かなり高いですね。

最後のレストラン 1 (BUNCH COMICS)

最後のレストラン 1 (BUNCH COMICS)

 

12位:ひよっこ料理人 1〜3巻

食育漫画です。特に最近、食育って本当に大事だなあと思うのですね。魚戸おさむ先生の前作「玄米先生の弁当箱」と合わせてしっかり読みたい作品です。

http://mumu.hatenablog.com/entry/2012/12/28/171442

ひよっこ料理人 1 (ビッグ コミックス)

ひよっこ料理人 1 (ビッグ コミックス)

 

13位:いつかティファニーで朝食を 1巻

朝食女子はじめました

という印象的な帯コピーのこの作品。主人公の麻里子は編集者の旦那の不規則な生活のせいで一緒に朝ご飯が食べられず、とうとう離婚することになります。麻里子にとっては朝食が一日のうちで一番大事なのですね。ううう、設定だけ書き出すとものすごく胃が痛くなる話です。

それはさておき、そうやって離婚して自由になった後は友人と朝カフェに行ったりするのです。基本的には麻里子が主人公なのですが、他の友人のお話も出てきたり、女性達の朝食にまつわる連作みたいな作品です。朝ご飯を食べに行くお店は実在のお店なので、いつか朝型になってこれらのお店に行きたい……!

いつかティファニーで朝食を  1 (バンチコミックス)

いつかティファニーで朝食を 1 (バンチコミックス)

 

14位:のれんをくぐりましょ

現役小料理居酒屋店員による小料理屋さんが舞台の漫画。1年を通じての旬の肴のお話とか、居酒屋あれこれが楽しめます。この舞台となっているお店も一度は行ってみたい。というか、今年中には行きます。絶対。

のれんをくぐりましょ。

のれんをくぐりましょ。

 

15位:おうちでごはん 1〜5巻

一人暮らしの大学生のカモくんがひたすら美味しそうな料理をつくるお話です。アパートの人達とかがどんどんカモくんの家に入り浸るのがわかるぐらい、美味しい愉快な生活なのですね。この漫画を読むと必ず料理をしたくなります。

おうちでごはん 1 (バンブー・コミックス)

おうちでごはん 1 (バンブー・コミックス)

 

16位:バリスタ 1〜8巻

珈琲をテーマにした料理漫画。イタリア帰りの主人公の蒼井香樹は珈琲を入れる職人バリスタです。イタリアンバールに勤めて珈琲をテーマに悩みを解決……と見せかけて、バリスタトーナメントに出たり、出生の秘密を追い求めたり、かなりエンターテインメント面が充実していてとても面白いです。好き度ではもっと上の方なのですが、最新8巻の周辺でちょっと珈琲から外れてしまったりしていたかな。

原作の花形怜先生の珈琲どり〜むがとてもとても大好きだったのですが、あちらに比べるとうんちくは少なめで、お話を面白くしている(珈琲どり〜むのお話が面白くないというわけではないです。念のため)感じですね。珈琲好きは読んで損をしないかと!

バリスタ 1 (芳文社コミックス)

バリスタ 1 (芳文社コミックス)

 

17位:たべるダケ 1〜2巻

女の子が官能的に食べまくる。それが「たべるダケ」です。文字通り食べまくりです。この食べっぷりがいいんですよ!

というわけで例によって説明はエキレビのこちら!http://www.excite.co.jp/News/reviewbook/20120201/E1328022570523.html

合間合間の栄養価の解説や、帯のメニューなど、細かいネタがたくさんあったりするのも楽しいです。

たべるダケ 1 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)

たべるダケ 1 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)

 

18位:にがくてあまい 1〜6巻

男子校のイケメン教師にしてベジタリアンで男色家の片山渚と野菜嫌いのキャリアウーマンのお話です。出てくる料理は実にヘルシー。ベジタリアンなので野菜中心というか、野菜ですね。でもバランスがとれていてとても美味しそうです。

レシピも詳細に載っていたりしますので、料理派にもおすすめです。

http://bit.ly/YIpOme

にがくてあまい(1) (エデンコミックス)

にがくてあまい(1) (エデンコミックス)

 

19位:いいなりゴハン 1巻

森繁拓真先生が実姉である東村アキコ先生のいいなりに色んなお店に行って実食してくるレポート漫画です。漫画の作中ではお店の名前をぼかしているのですが、幕間の東村アキコ先生の解説では実際のお店の名前を出しちゃっていますね。まだ1巻なので今後が楽しみな作品です。

http://mumu.hatenablog.com/entry/2012/12/19/003407

いいなりゴハン 1 (ヤングジャンプコミックス)

いいなりゴハン 1 (ヤングジャンプコミックス)

 

20位:ビストロ・パ・マルの事件簿 全2巻

料理漫画&ミステリーな作品。原作はサクリファイス、エデンの近藤史恵先生ですね。フレンチレストラン「パ・マル」で起きた色々な日常の謎をシェフが解き明かします。解説はこちら

http://mumu.hatenablog.com/entry/2012/12/19/161211

とりあえず興奮している人にはヴァン・ショーを飲ませましょう。

ビストロ・パ・マルの事件簿 1 (サンデーGXコミックス)

ビストロ・パ・マルの事件簿 1 (サンデーGXコミックス)

 

21位:花のズボラ飯 1〜2巻

ドラマにもなった人気漫画です。なんとなーく、2巻でちょっとパワーダウンしたというか何というか。パワーダウンというよりも、向いている方向性がちょっと変わった感じなのかなあ。

花のズボラ飯

花のズボラ飯

 

22位:食の軍師 1〜2巻

料理漫画専門誌「食漫」に掲載されていたけれども、食漫の休刊と共に掲載誌をゴラクに移しての第2巻になります。

これは自らを食(蜀)の軍師に見たてて食べ物を食べる順番や注文内容で陣を敷き、一人飯をするという作品なのですが、2巻になってからは色んな所に遠征してその地を征服(その土地のお店でご飯を食べる)というスタイルになったのですね。これがちょっとパワーダウンかなあ。主人公が色々とこだわりすぎて暴走して自滅するのが減って、料理に対する思い入れが減った感があります。

食の軍師 (ニチブンコミックス)

食の軍師 (ニチブンコミックス)

 

23位:ラーメン才遊記 1〜8巻

前作ラーメン発見伝の最大の敵役である芹沢のお店が舞台のお話。主人公は料理評論家の娘にしてあらゆる料理技術をたたきこまれた一人娘のゆとりがつとめます。

ラーメン業界の移り変わりとか、トレンドとかをわかりやすく知ることもできるこの作品。今はトーナメント編ですね。これも面白いです。

http://mumu.hatenablog.com/entry/2012/12/28/172049

それではみなさんご一緒に。ぴっこーーん!

らーめん才遊記 1 フムフムとワクワク (ビッグコミックス)

らーめん才遊記 1 フムフムとワクワク (ビッグコミックス)

 

24位:バーテンダー a Paris 1〜3巻

前作バーテンダーから作画と舞台を変更しての作品。今は3巻まで出ていますね。困ったことや悩み事をお酒で解決していきます。

http://bit.ly/VzaUO7

バーテンダーも、このa Parisも、とてもお酒のエピソードや歴史をうまく組み合わせているんですよね。それが何より面白いし。

バーテンダー a Paris 1 (ヤングジャンプコミックス)

バーテンダー a Paris 1 (ヤングジャンプコミックス)

 

25位:やっぱりパンが好き

パン好きによるパン好きのためのパンが好きなエッセイ漫画です。これがまあ、フルカラーでとにかくどれもこれも美味しそうなんですよ! それぞれのパンについているキャッチコピーも秀逸です。

詳しくはエキレビに書いたこちらを!
http://www.excite.co.jp/News/reviewbook/20120611/E1339346948964.html

とりあえずあれです。セブンイレブンのバタースコッチはガチです。間違いない!

やっぱりパンが好き!

やっぱりパンが好き!

 

26位:アマイタマシイ 1〜2巻

ものすごい腕は立つけれども性格がちょっとあれなパティシエと、スイーツのためなら全てを投げ打つ東大生と、スイーツが大好きな天然系OLのお話です。

年末に2冊同時に出たので詳しくはこちらを。
http://mumu.hatenablog.com/entry/2012/12/19/171959

色々な見せ方がうまいんですよね。ブログとかTwitterとかも作中に取り入れられていますし。漢スイーツ友の会の会員になりたいなあ。

アマイタマシイ 1 (ヤングジャンプコミックス)

アマイタマシイ 1 (ヤングジャンプコミックス)

 

27位:てんまんアラカルト 1〜2巻

完全予約制のレストランを営む天才料理人渋谷に憧れ、認められて、料理学校まで入学して料理の研鑽を積む主人公の七瀬蒼司くん。だけど師匠とあがめているのは渋谷さんだけ! というわけで、あまり授業を聞きません。そんな時、師匠とあがめていた渋谷さんが失踪していることがわかり……渋谷さんが帰ってくるまでこの店は俺が守る! と、常連さんの要望に応えるお話です。

出てくる料理は一見奇抜な、でも最新の料理理論に基づいていたりするのですね。こういうテーマ大好きです。

ただちょっと、お話の構成というか、料理シーンの描写に荒削りなところがあって、次の話になると今までのお話とのつながりがわかりづらかったりしたりするのが少しだけマイナスポイントでした。ポテンシャルはまだまだ高いものを感じるので、3巻に超期待しています。

てんまんアラカルト(1) (講談社コミックス月刊マガジン)

てんまんアラカルト(1) (講談社コミックス月刊マガジン)

 

28位:アントルメティエ 1〜2巻

老舗和菓子屋の娘の小椋かのこがシェフパティシエに見いだされてパティシエへの道を歩き出すお話です。スカウトされて入ったホテルにはスイーツヘブンと呼ばれるイケメンパティシエ4人衆がいたのでした。

2巻は2013年に出たので2012年は1巻だけですね。とりあえず2巻の記事ですがえいやっと。
http://bit.ly/11riFTp

この作品かなり好きなんですが、用語が多いのと説明が少ないのがネックですね。というわけで巻末に用語集がつくことを期待したいです。

アントルメティエ 1 (ヤングジャンプコミックス)

アントルメティエ 1 (ヤングジャンプコミックス)

 

29位:日日べんとう

年末に出た作品です。主人公の黄理子は禅寺で育てられたというバックボーンがあるので、料理の考え方もそれに沿っています。これが非常に参考になるのですね。語り手が杉のわっぱだというのも面白いところ。早く続きが読みたいです。

http://mumu.hatenablog.com/entry/2012/12/28/011334

日日べんとう 1 (オフィスユーコミックス)

日日べんとう 1 (オフィスユーコミックス)

 

30位:モーニング食 1〜2巻

雑誌モーニングの食漫画だけを集めた増刊として2011年に1号が発売され、どんどん続きが出るぞ……! と期待してたのですが、2号目は2012年にコンビニコミックサイズで出ていました。これは、次は、出るんでしょうか。ううう。ものすごい期待しているのですが。

1年に1回でもいいから出て欲しいなあ。

1号のときのエキレビ記事です。http://www.excite.co.jp/News/reviewbook/20111018/E1318867762630.html

モーニング食 2011年 11/26号 [雑誌]

モーニング食 2011年 11/26号 [雑誌]

 

31位:怪盗レシピ

世の中の色々な食べ物を味見して、再現してしまおうという漫画です。もう色んな物を再現しまくりなのですね。Fチキとか、グラコロとか、Rのオニオングラタンスープとか。ああ、それ、家で作れるの?! という驚きに満ちています。実はこの作品めちゃめちゃ好きなんですよ。でも僕の腕だとちょっと載っているレシピだと難易度高いかなあと。料理慣れしている人は問題ないんだと思います。はい。

http://mumu.hatenablog.com/entry/2012/12/19/005803

怪盗レシピ (ヤングキングコミックス)

怪盗レシピ (ヤングキングコミックス)

 

32位:銀のスプーン 1〜6巻

6巻が2013年1月11日発売です。食事によって家族の絆を再確認したり友情を育むお話です。ちょっと主人公の設定が重いので、好き嫌いは分かれるんじゃないかとは思います。いやー、家族の絆がテーマだけあって、出生の秘密とかは避けては通れないんでしょうが、やっぱり重いんですよね。そこがあってこその日常のご飯シーンがメリハリが効いていて素晴らしいです。大好きな作品ですね。

http://bit.ly/U6W3dt

銀のスプーン(1) (KCデラックス)

銀のスプーン(1) (KCデラックス)

 

33位:美食のお時間 全6巻

ホテルシュープリームの見習いハウスキーパー山田美々子は、実は前オーナーの孫娘でした。おじいちゃんのホテルに携わりたい……そんな思いでハウスキーパーになったものの、ホテルで事件が起こります。手がかりはひとかけらのチョコだけ。実は美々子は一度食べた味を忘れないという特技があったのです。そうしてチョコを手がかりに……というのが一番最初のお話ですね。6巻で完結しました。

酒川郁子先生の作品は美味しい銀座からバイヤー真理まで大好きだったので、この作品ももっと長く続けて欲しかったです。あ、そうだ。一部の方のために説明をいたしますと、主人公の美々子は普段は眼鏡だけれども変装するときは眼鏡を外します。はい。

美食のお時間 1 (オフィスユーコミックス)

美食のお時間 1 (オフィスユーコミックス)

 

34位:おすもじっ! ◆司の一貫◆ 1〜6巻

週刊少年サンデーで連載中のお寿司漫画です。主人公の司は寿司職人です。勤めていたところの大将がぎっくり腰を患ってしまったため、板場に立つことに。でも司には秘密があって……というお話ですね。

とても面白いんですが、昨年に出た5巻と6巻がAmazonでずーっと品切れでプレミアム価格がついているんです。これは人に勧めづらいなあと。最近のサンデーコミックスってこうなんでしょうか? でもきっとそのうち品切れが解消されるんじゃないかと思いますので、そうしたら一気にいくのがいいかと!

おすもじっ!◆司の一貫◆ 1 (少年サンデーコミックス)

おすもじっ!◆司の一貫◆ 1 (少年サンデーコミックス)

 

35位:Oui Chef! 1巻

スーパージャンプ増刊「まんぷくジャンプ」に第一話が掲載され、ずーーーっとまんぷくジャンプの2号が出なくて途方に暮れていたところ、グランドジャンプに移籍が決まって連載再開。そして待望の1巻が!

お話は、老舗洋食店を継ぐために東京での就職をあきらめて戻ってきた主人公の篠崎花音。でも、料理の素人だったので全然うまくいきません。色々あって自分の未熟さに気づいたので、2年の猶予をもらい、料理学校に行くのです……というお話です。

原作は城アラキ先生、作画は小林ひよこ先生ですね。で、1巻は出たものの、小林ひよこ先生のスケジュールの都合でまた連載休止中なのです。2巻を。早く2巻を!!

Oui Chef! 1 (ヤングジャンプコミックス)

Oui Chef! 1 (ヤングジャンプコミックス)

 

36位:私は利休 1〜2巻

主人公のOLの雪吹なつめは、あるとき偶然会ったイケメン茶道家の山上宗刻のところにお茶を学びに行きます。一人で行くのは何なので、同僚の田中芳郎(通称黒ぴー)を誘って行くことに。実は黒ぴーは、「目」を持っていて、使い込まれた本物の茶器などを見分けることができるのです。その言動、行動、眼力から黒ぴーは千利休の生まれ変わりでは無いか……そう思った山上宗刻は、なつめと黒ぴーを直弟子にするのです。そして奥深い「茶」の世界が……というお話です。

お茶というよりは茶道漫画ですね。なのでまあ、とても好きなんですけれども料理漫画度が低いかな。

私は利休 1 (ヤングジャンプコミックス)

私は利休 1 (ヤングジャンプコミックス)

 

37位:ケッコーなお手前です 全3巻

日本の文化に興味を持っているアメリカ人留学生ユージーンは、茶道も剣道や柔道のような武道と思って(道の字があるから)高校の茶道部に入部します。そこで茶道家元の息子鳥居樹と出会い、茶道の奥深さを知るのです……というお話です。綺麗にまとまって完結しました。これも茶道の漫画ということで。

ケッコーなお手前です。 1 (マッグガーデンコミックス アヴァルスシリーズ)

ケッコーなお手前です。 1 (マッグガーデンコミックス アヴァルスシリーズ)

ケッコーなお手前です。 1 (コミックアヴァルス)

ケッコーなお手前です。 1 (コミックアヴァルス)

 

38位:失恋ショコラティエ 1〜6巻

高校時代に失恋したことが元で彼女を見返すために留学し、ショコラティエになって戻ってきた爽太。帰ってきてお店を開き、さあ見返すぞ! と思ったらその彼女サエコさんは結婚していたのでした。でもまだ好きで……というお話の始まりなんですが、もうちょっとどろどろしているというか何というか。サエコさんはいわゆる天然系小悪魔な感じで学生時代からイケメンをとっかえひっかえタイプだったり。なんというか僕の周りの人達は男女問わずみんな読み終わった後に「よし。サエコさんを殺そう」と言うのですが、爽太くんはそれでも好きで彼女を振り向かせるためにワルを演じ、駆け引きをしかけたりとか色々するわけです。

人の心の機微とかそういうのがうまいなあと。そして作品としては抜群に面白く、作中のチョコも美味しそうなのですが、これは果たして料理漫画か? といつも悩んでいたりします。

失恋ショコラティエ 1 (フラワーコミックスアルファ)

失恋ショコラティエ 1 (フラワーコミックスアルファ)

 

39位:冷蔵庫探偵 全3巻

「分かるのよ。冷蔵庫を見ればね」

主人公のレイコさんはケータリング中心の出張料理人。そんな彼女の特技は「冷蔵庫プロファイリング」なのです。冷蔵庫を見るだけで色々なことがぴたりと分かる! 例えば辛党のはずの彼の冷蔵庫にスイーツがあれば、そりゃあもう新しい女の影があるに決まっています。
http://www.excite.co.jp/News/reviewbook/20111129/E1322451869350.html

この作品も大好きで、3巻の発売日に友だちに「今日は冷蔵庫探偵の3巻や! ひゃっほー!」と言った舌の根も乾かないうちに手に取った本には「完結」の二文字。ああ……

冷蔵庫探偵 1 (ゼノンコミックス)

冷蔵庫探偵 1 (ゼノンコミックス)

 

40位:今日、カレー

主人公のうららちゃん(表紙の女の子です)は、亡くなったお母さんの故郷の弁天島にお父さんと二人で移り住みます。お父さんは島で、カレーのワゴン販売をすることにしました。カレー屋のアルバイト女子高生の2人と、うららちゃん家族と、カレーにまつわるほのぼのとした日常のお話です。

といっても、日常系ではあるんですが、あまり日常的ではないかもしれません。猫とか鬼とか神様とかがカレーを買いに来ちゃうんですから。でもこの島は不思議な島だから、で片付けられちゃうおおらかさ。いいですね。

今日、カレー! (BLADE COMICS)

今日、カレー! (BLADE COMICS)

 

41位:ぶかつめん 1〜2巻

二郎系のラーメンをひたすら部活のごとく食べるぶかつ麺。とても面白いんですけれども、あれなんです。すみません。僕ちょっと二郎系のラーメン苦手でして……

作品の解説はこちらの2巻発売時のエントリにもちょこっとhttp://mumu.hatenablog.com/entry/2012/12/21/173125

ぶかつ麺! ジロリアンはじめました (ホームコミックス)

ぶかつ麺! ジロリアンはじめました (ホームコミックス)

 

42位:おいしい学び夜 全三巻

刃物恐怖症のサイエンスライターが夜間料理学校に通うお話。3巻で終わってしまいました。面白かったのに。

ただまあちょっと終わりは強引だったんじゃないかと思うのですね。これから駆け引きがたくさんあったんじゃないの? という。そこら辺が残念でした。もっと続きが読みたかったです。

http://mumu.hatenablog.com/entry/2012/12/21/174038

おいしい学び夜(1) (モーニングKC)

おいしい学び夜(1) (モーニングKC)

 

43位:極食キング 全5巻

食キング連載終了後、食漫において続編である極食キングの連載開始。そして食漫休載後はゴラクに移って連載が再開されたのですが、5巻で完結しました。

凄腕の再建請負人の北方歳三は、依頼を受けたお店に魂が残っていたら厳しい修行を課して立ち直らせ、お店を再建するのです。修行時は目隠しをして移動し、一見料理と関係無い修行をやらせるのですが、実はそれが料理の心に通じてたという……時には(?)ちょっと強引なこじつけも無いわけじゃないのですが、そういう再建請負人のお話です。

織田獅子丸との戦い、最終決戦までの盛り上がりはすごかったのですが、その後を描いた5巻でちょっと失速というか。食キングのように綺麗に終わったとも言いがたいんじゃないかなあと。

極食キング 1 (ニチブンコミックス)

極食キング 1 (ニチブンコミックス)

 

44位:カラスヤサトシの日本びっくりカレー

カレー好きを公言してはばからないカラスヤサトシ先生が同じくカレー好きの編集者とカレーを食べ歩いたりする漫画です。カレーの蘊蓄とか載っているし、面白いんです。が、ちょっと取材拒否されたお店をぼやかしたりするのはどうかなあ……というか、代わりのお店に行けばいいのにーとか思っちゃいました。面白いお話と、ちょっと面白くないお話の落差が激しいかな。

 

45位:そば屋幻庵 1〜7巻

元勘定方が引退して念願の蕎麦屋台を始めます。美味しいおそばに目が無い江戸っ子が集まりお店は繁盛するのですが、ときどき悩みを抱えたお客様も。そんな悩みを蕎麦で解決するのです……という時代劇。

そう、時代劇なんですよ。とても面白いのですが、時代劇なんです。時代劇好きな人には文句無しにおすすめ!

そば屋幻庵 1 (SPコミックス)

そば屋幻庵 1 (SPコミックス)

 

46位:けずり武士 全2巻

同じく時代劇料理漫画をもう一つ。

主人公の浪人荒場城一膳は凄腕で食いしん坊なのです。仕事は依頼を受けて悪を斬りにいくこと。必殺仕事人みたいですが、まあそれを少し緩く、食事シーンをたくさん増やした漫画です。江戸時代の料理うんちくとかもたくさん出てくるしお話もしっかりしているし、そば屋幻庵には無かった殺陣シーンもたくさん出てくるし、面白いです。

けずり武士(1) (アクションコミックス)

けずり武士(1) (アクションコミックス)

 

47位:ホスピめし みんなのごはん 全3巻

病院勤務の管理栄養士が主人公の病院食漫画です。食べることは生きること。なので「生」の最先端は病院食かもしれません。色々と考えさせられる漫画でとても面白いのですが、多分「病院食」の料理漫画ではなく、病院食を食べる「医療漫画」の度合いが強いのですね。なので料理漫画度が低いかなあ。

ホスピめし みんなのごはん (ジュールコミックス)

ホスピめし みんなのごはん (ジュールコミックス)

 

48位:日曜日は、ネコごはん 全2巻

ネコのしっぽくんのために料理をする新婚夫婦のお話。家事のできない妻なっちゃんが、家事万能の夫しゅんくんに指導を受けながら、愛猫しっぽくんのために料理を作ります。ご飯を料理するときにネコ用に調味料とか抜きのものを作り、一緒に食べるのですね。全体的にほわほわした雰囲気で、しっぽくんの愛らしさが最初から最後まで全開でした。ネコ料理用のレシピも載っています。

日曜日は、ネコごはん 1 (芳文社コミックス)

日曜日は、ネコごはん 1 (芳文社コミックス)

 

49位:築地まんぷく回遊記

おそらく漫画界ナンバーワンの築地通がひたすら築地を紹介する漫画です。全編カラーでとても美味しそう! 昨年の11月に発売されたのですが、そのあたりの時期から今までなかなかこの本を片手に築地めぐりができなくて悔しいです。と思わせるぐらい、築地が魅力に描かれていて行きたくなる漫画ですね。

築地まんぷく回遊記

築地まんぷく回遊記

 

50位:おいしいオット・ライフ

料理の先生に手抜き料理を教えてもらってそれを夫に食べさせるというエッセイ漫画です。全体的にレシピ中心という感じかな? 少し漫画度は低めです。でも本当に手間暇無しの簡単にできる、しかも美味しい料理がたくさん出てくるのはうれしいところですね。

おいしいオット・ライフ (白泉社レディースコミックス)

おいしいオット・ライフ (白泉社レディースコミックス)

 

51位:寿司ガール 1〜2巻

お寿司の擬人化漫画と言えばいいのかな。擬人化のスタイルは表紙画像を見てもらうとわかるように、寿司ネタを頭の上に載せた感じになります。人生に疲れた女性の前に突如現れる寿司ガール。でも、寿司ガールは他の人には見えません。寿司ガールに心を開くことで癒やされる女性達……というお話です。

寿司ガール 1 (BUNCH COMICS)

寿司ガール 1 (BUNCH COMICS)

 

52位:でり研 1〜2巻

なんとなく見よう見まねで料理をするとプロ顔負けの料理に仕上がるというとんでも無い特技を持った主人公の通称大仏君は大学のデリシャス研究部略してデリ研に入ることになります。デリ研には美女だらけ。というわけで、無自覚リア充の大仏君とデリ研の女性達による(一応男性部員もいる)大学ライフな四コマ漫画です。料理度は低いかなー

でり研(1) (まんがタイムコミックス)

でり研(1) (まんがタイムコミックス)

 

53位:クックドッポ 全4巻

謎の少年料理人錦戸独歩は全国各地を回って料理をして何とか暮らしています。すぐに場所を移転するのは、警察に追われているから。実の父親殺しの容疑がかかっているのでした。自分の無罪を証明しようとする独歩にあるのは料理人だった父親に教えられた料理の腕だけ。果たして父親の死の真相は……? というお話。基本的にB級グルメなネタがとても多かったりします。

 

クックドッポ 1 (少年サンデーコミックス)

クックドッポ 1 (少年サンデーコミックス)

 

54位:邪道 全4巻

ラーメンでのし上がるピカレスクロマン。料理に興味が無いけれども、仲間内で誰が一番最初に頂点(政治家、総理大臣)になるかを競ことを考えたときにラーメン業界が一番のしあがれそうだから、という理由でラーメン業界に入った主人公。料理に思い入れも無いんだけど出世の道具として使う主人公というのは斬新でとてもよかったんですが、ちょっとご都合主義過ぎたというか。惜しい。ラストは壮絶でした。

邪道 1 (ニチブンコミックス)

邪道 1 (ニチブンコミックス)

 

55位:ゴッドクッキング クルメ料理教! 全2巻

最強ジャンプに連載されていた作品。いわゆるあれです。少年誌より下の層向けの、料理ギャグ漫画ですね。食べ物の神様「クルメ」がにんじん嫌いの子供を治してくれるところからお話が始まります。が、子供向けギャグ漫画なので何も考えずに楽しむのがいいかと。

ゴッドクッキング クルメ料理教! 1 (ジャンプコミックス)

ゴッドクッキング クルメ料理教! 1 (ジャンプコミックス)

 

56位:BQ cooking! 全2巻

舞台はS級、A級、B級と厳格なクラス分けがされている料理の名門学校。S級はセレブだらけ。A級は才能のある一般人。B級はもう人間扱いされません。そんな学校にB級として編入された主人公の吉田寅次郎。実は彼は全国を放浪してB級グルメを極めた男だったのです……というお話ですね。B級グルメの魅力でセレブをメロメロにという感じです。

BQ cooking!(1) (ライバルKC)

BQ cooking!(1) (ライバルKC)

 
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というわけで、条件に合う料理漫画を紹介してみました。
最後の方はもう順位関係ないというか、微差なのである程度順番が適当な部分もあったりします。
去年この料理漫画も出ただろ! と抜けているものがあったらミスです。すみません。指摘お願いします。
それでは楽しい料理漫画ライフを!